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観光客にはなりたくない

Skitch から

 

東京・原宿から表参道を散歩すると、妙な雰囲気を出している派手に赤く和風っぽい不思議な店。

 

隣がディオールだから余計にそう思うのかもしれません。

 

怪しげな壺、仏像が店の前に並んでいます。

 

なんて下品で、思想もなく、チャラいのだろう、と昔から思っていました。

 

 

 

 

昨日、表参道へ行くと、その店が外国人でにぎわっていました。

 

初めて店内に入ってみました。

 

印刷の浮世絵、

 

偽物の茶器、

 

日本人なら絶対にもっていない小物がいろいろ陳列されていてまさに期待通り。

 

 

 

 

こういうのをみて外国人が「これが日本文化!」だと理解したら嫌だな、と強く感じました。

 

 

 

 

でもしかし、

 

そもそも観光とはそういった程度の、嘘で固められたイベントのことなのかもしれません。

 

観光客を集めて商売をするためには、

 

地域の真の姿を伝えるのではなく、

 

観光客が喜びそうなものを「創作」「製作」して売るのが正解なのです。

 

雷門のおこしも、武田信玄の餅も、温泉まんじゅうも、うなぎパイも、白い恋人も、

 

観光客が喜ぶから売っているのであって、

 

地域とは何の関連もありません。

 

嘘を見せて、嘘に喜ぶ観客からお金をもらう、手品のようなものなのでしょうか。

 

観光とは、文字通り、幻の光を観ることなのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

嘘っぽい観光ではなく、知見を広げる旅をするなら、

 

やはり「観光」という発想を疑ってみることは必要でしょう。

 

旅慣れた人、というのは観光に騙されないことが最低条件。

 

芸者の絵が描かれた茶碗を日本文化だ、などと勘違いする外国人を反面教師に、

 

外国に行くなら地域の文化をちゃんと調べておかないと、

 

偽物ばかり見せられて勘違いして帰国、ということになりかねませんな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年5月15日(日)

鹿島学園通信制学習センター池袋サンシャインキャンパス

崎山潤一郎

 

 

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